ウォーキングplus競歩の理念 【最後まで自分の足で!】

人の日常生活で一番密接な運動である「歩く」ということ

運動が得意でない方も

運動が得意な方も

日々の生活なの中で、走らない日・泳がない日はあっても

一歩も外出しない日があったしても、

トイレには行く、食事を摂りにキッチンに行く、

と思います、

その時に走っていくという人は少ないでしょう。

つまり・・・

【人の日々の生活の中で、歩かない日はありません】

 

 

そのことを強烈に感じたのは

大学の研究センターに勤務していた時です。

70代前後の皆さんのトレーニング指導をさせて頂きました。

その時、皆さんが口にしたのは、歩かない日がないからこそ

「最後まで自分の足で歩いていたい」

という言葉でした。

年齢を重ねることで、自分の足で歩け無くなることで

周りの家族に迷惑を掛けたくない、という気持ちが大きさからの言葉です

 

しかし、体力は加齢とともに確実に落ちていきます。

ですがそれをサポートできる知識をスポーツ選手は持っています。

 

スポーツ選手はもちろん体力はありますが、

しかし、それは《身体を上手に使う》ということもトレーニングします

「体力×技術」で最大のパフォーマンスを生み出すことが出来るのです。

体力任せだと、すぐに限界は来ますが、

そこに「身体を使う技術」があれば、記録の可能性は大きく広がります。

 

歩くという競技種目を長くしていた者として、

その知識や経験を、必要とする皆さんに伝えることができ

「最後まで自分の足で歩きたい」というお手伝いが出来たのであれば

選手時代には経験の出来なかった、大きな喜びでした。

そして、同時に思ったのは、「競技スポーツと社会の関わり」です。

 

選手は、五輪や世界大会で活躍することで

多くの皆さんに「感動」「勇気」といった感情に訴える強い力があります。

しかし、本当はそれだけではありません。

 

スポーツ選手として、身体を上手に使う技術

それは「身体に負担を掛けない」という効率の良い身体動作とも言えます

体力に頼る方法ではないので、高齢者や怪我をしている皆さんにもできる身体の使い方を

伝えることが出来るのです。

 

そして、「スポーツ本来の楽しみ」の提供・提案

スポーツの持つ力は、「上達する喜び」「達成感」「充実感」といった

普段の生活では得ることのできない、誰もが共有できるスポーツの楽しさを

皆さんにも体験してもらいたい、と思っています。

 

「最後まで自分の足で歩いていたい」

このキーワードは、競歩選手であった私自身にも

自分の力でゴールをする、競歩競技の本質をとらえている言葉です。

 

人それぞれ、目的は違うかもしれません

《大会で最後まで自分の力でゴールしたい》

かもしれませんし、

《周りに迷惑を掛けずに自分の足で歩きたい》

かもしれませんし、

《自分の力で最後までやり遂げたい(ゴールしたい))

かもしれません。

 

ウォーキングplus競歩では、皆さんの

【最後まで自分の足で歩いていたい】

という願いを

スポーツ選手としてのaruku技術による「身体動作の習得」

ウォーキングの新たな価値の提案による「スポーツ本来の楽しみ」

から、多くの皆さんに提供したい!

それが、ウォーキングplus競歩の理念です。

 

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