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マスターズ陸上シーズン開催間近! 競歩でマスターズ陸上に初挑戦される皆さんへ #競歩 #マスターズ陸上

マスターズ陸上シーズンが迫ってきました。

競歩に挑戦したい!っと思っている方も

マスターズの対象者の中でも多いと思います。

 

その挑戦!ありがとうございます!!

ぜひ、良い記録が出るよう頑張ってください!

 

こちらに競歩の歩き方のYouTube動画がたくさんあるので

https://www.youtube.com/@walkingplus

ぜひ、閲覧いただければよりマスターズ陸上での競歩への挑戦が

楽しくなると思います!

 

競歩への初挑戦に向けて知っておいてほしいことがあります

競歩には歩型に対して2つのルールがあります

・ロスオブコンタクト

どちらかの足が地面に一瞬でも良いので地面に接地していること

・ベントニー

着地した瞬間からその足が垂直になるまで膝を伸ばし続けなければならないこと

 

この2つのルールを審判が目視で判断します。

この判断をするのは、あくまでも「審判」です。

ご自身ではありませんのでお気を付けください

 

ですから、

自分では両足が離れていない、と思っても

審判が離れている、と判定したら「離れています」

自分では曲がっていない、と思っても

審判が曲がっている、と判定したらそれは「曲がってます」

 

審判は他人との比較で判定するのではなく、

単純に「両足が離れているか」「膝が曲がっているか」を

自分の前を通る選手だけを見て判定します。

 

競歩への初挑戦をされる方は、

この判定のされ方に戸惑う方は多いと思います。

 

どれぐらいなら、両足が離れているのか?

どれぐらい、膝を伸ばさないといけないのか?

その疑問は、「繰り返しみたい、競歩フォーム」

この動画で競歩のフォームのスロー再生されていますのでご確認ください

 

そして、必ずしてほしいのは、ご自身の競歩のフォームを動画で撮影し

先ほどのYouTube動画と比較して

 

ベントニーの違反はしていないか?

ロスオブコンタクトの違反はしていないか?

を確認することです。

そうすることで「失格リスク」はかなり軽減されます

 

マスターズ陸上の競歩のレースで失格された方の中には、

自分以外にも「両足が離れている」「膝が曲がっている」選手がいるのに

失格になっていない選手もいると、つい感じてしまう方もいるかもしれません。

 

実はそれはあり得ることです。

なぜそんなことが起こるかというと

マスターズ陸上での競歩普及という観点から

マスターズ陸上では、競歩の歩型判定をやや甘く判定することがあるからです。

それでも、走る、歩く、を区別しないといけないので、

審判の個々の裁量をもってルール通りに判定をされる訳です。

 

それでも失格したのであれば、ご自身の競歩のフォームは

ご自身が他の選手を見て感じた「両足が離れている」「膝が曲がっている」フォームより

もっと「ルール違反をしているフォーム」だったと考えるのが妥当です。

それなのに審判に抗議をするのは何とも格好が悪いことです

少なくとも審判は競技をしている選手よりも多くの選手を俯瞰してみている訳で

その中で「ルール違反をしているフォーム」と判定している訳です

競技をしながら他人のフォームを見ている訳では無いので

競技をしながら他の選手を見ている訳では無いので

「判定の精度」は圧倒的に違うのです。

 

残念なことに、マスターズ陸上のいくつもある記録会の

一つの記録会から競歩種目が外れてしまいました

真贋は定かでは無いですが、心無い選手からの判定への過度な抗議があったことも

競歩種目が外れてしまった一因と伺っています。

競歩の経験者なら、「失格」ということは起こることなので抗議をすることは

よほどの場合をおいて抗議をする方はいません。

おそらくは、このケースでは

競歩に初挑戦された方か、まだ競歩経験が浅い方だったのでしょう

 

審判の失格判定に異を唱える、のは競歩の場合は、あまり意味がありません。

なぜかというと、3人の異なる審判が判定を「違反している」と下さないと

失格にはならないからです。

たった一人の審判のでの判定なら誤審もありえるでしょうが、

「3名の審判が別々の場所で判定をしている」ので、誤審の確率は低いと言えるでしょう

 

せっかく、競歩にチャレンジしよう!と思っても、

そのチャレンジの機会が、一部の心無い方の行動で奪われてしまっています

そのことが残念で仕方がありません。

 

競歩は、陸上競技で最も「紳士・淑女なスポーツ」です

第三者の主観が入り、それが競技結果を大きく左右します

第三者の判定を受け入れて、自分を磨くことが求められ

「謙虚さ」が、なければできないスポーツです。

 

競歩は、精神的にも、肉体的にも、自分に挑戦できる種目です。

そして、スポーツマンシップが一番試され磨かれる種目とも言えます

 

スポーツマンシップが磨くことが出来ないスポーツにどんな価値があるのだろう?

と思います。

 

多くの方に、競歩に挑戦してほしいと願っています。

 

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