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女子20㎞競歩展望 107回日本選手権20㎞競歩
パリ五輪の選考会となる107回日本選手権20㎞競歩が開催されます
女子20㎞競歩を展望したいと思います。
日本陸連が「競歩を現地で観戦したくなるエントリーリスト」
https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202402/11_110904.pdf
参考に皆さんも選手に「ファンから呼ばれた名前」で応援してあげてください!
女子選手も一気に層が厚くなってきました。
岡田選手・藤井選手に、園田選手が加わり
3人の世界陸上入賞者が揃い、
そこに、世界陸上ブタペスト大会代表の柳井選手・梅野選手と若い選手が加わり
五輪入賞経験のある渕瀬選手
東京五輪代表の河添選手
全日本競歩高畠大会女子35㎞競歩を勝った内藤選手もいます。
これだけの選手が競い合えば、女子選手も男子選手に続いてメダルが獲れる可能性が生まれてくるでしょう
まずは、パリ五輪の代表に選ばれなければなりません。
「表彰台」はパリ五輪代表を有力にするためにも必要な場所になります
3位以内は激しい争いとなるでしょう
岡田選手は1月の元旦競歩で14年ぶりとなる女子10㎞競歩で日本記録を更新しました
世界陸上ブタペスト大会では35㎞の代表でしたが(本戦は怪我のため欠場)
今でもスピードがあることを十分に証明してくれました。
藤井選手も優勝候補です。過去2回日本選手権を優勝しています
岡田選手と藤井選手で過去9年間は優勝を分け合っています。(岡田選手7回優勝)
9月のアジア大会銅メダル以来の久しぶりの試合でどんなレースをするのか?
岡田選手と派遣設定記録を意識したレースをしてくれると思います。
10年ぶりに岡田選手・藤井選手以外の優勝者が生まれるのか?
そこにも注目したいと思います
その最有力が柳井選手だと思います
元旦競歩では、岡田選手を常に先行してレースを進め
42’58と学生日本記録を17年ぶりに塗り替えました。
いつもは岡田選手と藤井選手のマッチレースでしたが
柳井選手は当然ついてくと思います。
そうなると、パリ五輪代表狙う選手たちは、先頭集団についていく必要があるので
女子もハイレベルな「先頭集団」が形成されます。
そして、ペースに我慢できなくなった選手が落ちていくことになり
「我慢比べ」のレースになりそうです。
そんな中で、誰が飛び出すのか?
それもとも集団を嫌がり、最初から飛び出す選手がいるのか?
女子20㎞競歩は過去最大に見応えありのレースになると思います