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日本選手権35㎞競歩 男子を展望したいと思います

今週末に、日本で初開催

日本選手権35㎞競歩を展望したいと思います。

日本陸連のサイトでは、谷井さん(世界陸上北京大会銅メダル)も展望していますので

そちらと併せてぜひ35㎞の予備知識を入れておいてください

https://www.jaaf.or.jp/news/article/15991/

 

男子35㎞は、現時点で内定が出ているのは

ワイルドカードの鈴木雄介選手のみ。

つまり、この週末で内定&有力候補が決まります。

現時点で参加有資格選手は

丸尾知司 2:30:11(3:38:42) 勝木隼人 2:35:21(3:42:34) 小林快 2:31:18(3:43:31) 野田明宏 2:30:11(3:45:26) 藤澤勇 2:32:57(3:46:27) 高橋和生 2:37:49(3:47:38)

小林選手・藤沢選手は出場しません。

そうなると、

丸尾知司 2:30:11(3:38:42) 勝木隼人 2:35:21(3:42:34)  野田明宏 2:30:11(3:45:26)高橋和生 2:37:49(3:47:38)

このメンバーに、

五輪メダリスト荒井広宙選手(富士通)、世界陸上20㎞で内定を決めている松永 大介選手( 富士通)

東京五輪入賞 川野将虎選手(旭化成)、若手で成長著しい、諏方 元郁選手(愛知製鋼)

というカオスな感じです。

欠場を発表しましたが、本来はここに世界陸上20㎞金メダリスト山西選手が参戦する予定でした。

 

おそらく、集団の主導権を握るのは、よほど調子が悪くなければ松永選手でしょう。

実は 、鈴木雄介選手が当時の50㎞競歩の日本記録作ったときに35㎞まで4分近く鈴木選手を離して

トップを歩いていたのが松永選手でした。

 

50㎞の試合に20㎞のレース展開を持ち込んだ衝撃的なレースをしました。

今回、50㎞を主戦場としていた選手が、「50㎞の距離が短くなったレース」をしようとすると

結果が付いてこないのでは、、、と考えています。

50㎞で通用していたことを、どれだけ忘れてレース展開も含めて「20㎞競歩の延長としての35㎞」

と捉えている50㎞選手が上位にくると思います。

 

川野選手が20㎞競歩で1時間17分台を出した時の調子にあれば

川野選手が有力だと思いますが、

丸尾選手・野田選手もスピードがあり粘れる選手。

ハイスピードに対応出来れば、チャンスは来ると思います。

 

今までの50㎞競歩と違って、ちょっとした判断ミスが命取りとなるレースになるのは

間違い無さそうです。

基本的には、前でレースをしないと苦しいでしょう。

後半に追いかけるとなると、かなり苦しいレースになると思います。

かといって、前半のハイペースになったときに、どれだけ余力を残せるレースが出来るか?

これもとても難しい綱渡り状態なレースです。

 

観る側とすれば、最高に面白いレースになりますが

選手は本当に大変だなぁっと思わずにはいられません。

 

個人的には、「最後まで我慢できた選手」に勝利の女神がほほ笑むと思います。

 

 

少しでも、この世界状況の中、何かできればと、当分以下のリンクを載せていきたいと思います

「WorldVision」1950年に設立された世界最大級のNGO団体です。

https://www.worldvision.jp/donate/ukraine.html?banner_id=15006sp?banner_id=15006pc

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