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東京五輪競歩TV解説 裏話その3 未公開の選手のインタビュー、本当の五輪はそこにある
実況・解説は今回は最後の選手がゴールするまで行われました。
実際の放送時間よりも、長く競技を見ています
ゴール後の日本選手のインタビューはとても印象的でした。
この姿にこそ、本当の五輪に立ち向かう選手の姿が見えてきます。
男子20㎞競歩で印象的だったのは、むせび泣きながら懸命にインタビューに答えようとする
高橋選手。
印象的だったのは、「信頼できるスタッフと五輪を目指してきた1年間は本当に幸せな1年間でした」
というセリフ。凄く共感できて、彼の涙にもらい泣きしそうでした。
男子50㎞競歩では、地上波のテレビ朝日さんのOAでは
勝木選手のインタビューまででしたけど、丸尾選手のインタビューも印象的でした。
一語一句、凄くゆっくりと、貯めて喋る
たまに遠くを見つめることで、気持ちを落ち着けようとするしぐさ
無念さがとても伝わってきました。
そして、一番心を打ったのは、女子20㎞競歩
河添選手。
仲間がゴールで待っていてくれたことに、自分の力不足を痛感したこと
ランキングで出場したことのくやしさ
冷静に自分と世界との差の自己分析
そんなことを感じさせてくれるインタビューでした。
ゴール後の選手のインタビューは
レースを凝縮してくれています。
皆さんが各選手のインタビューで見ることが出来るのは
「結果の残せた選手」がほとんど。
ですが、結果を残すにたどり着けなかった選手が見せる
「表情」「ことば」「しぐさ」は
心を打ちます。
機会があれば、そんな選手の表情もご紹介したなぁっと思わずにはいられません