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決戦!東京五輪50㎞競歩代表!最後の1枠 最強と最速に続く3人目は誰になる?
男子50㎞競歩の最後の1枠を決める
第105回日本選手権50㎞競歩が今週末石川県輪島市で開催されます。
3枠のうち2枠が決まっています。
選考レースで「日本最高記録」で内定を勝ち取った
50㎞競歩日本最速 川野将虎選手
2019世界陸上ドーハ大会で金メダル獲得で内定を勝ち取った
世界最強 鈴木雄介選手
「最速」と「最強」の2名が選ばれています。
3人目は、一体誰になるのか?
昨年の1月ブログをリライトしました。
残りの1枠を争う主力6名は
〇荒井広宙選手(リオ五輪銅メダル・世界陸上ロンドン銀メダル・2018世界競歩チーム選手権金メダル)
五輪・世界陸上の両方でメダルを獲得した「勝負強さ」があり、2018年世界競歩チーム選手権では金メダルを獲得し
世界一の称号も獲得しています
〇丸尾 知司選手(世界陸上ロンドン大会5位、2018世界競歩チーム選手権銅メダル)
国際大会での経験も豊富、川野選手に破れて代表内定は逃したものの、
日本歴代2位となる3時間37分39秒は鈴木選手の元日本記録を2分30秒も上回る
全メンバーの中で記録のアドバンテージがあるのは本人としても自信になるでしょう
〇小林 快選手(世界陸上ロンドン大会銅メダル)
目立った活躍は無いですが、世界陸上ロンドン大会で荒井選手についで銅メダルを獲得した実績のある選手です
復調できれば、代表争いを出来る選手です
〇野田明宏選手(世界陸上ドーハ大会代表・元50km競歩日本記録保持者)
日本人で初めて50㎞競歩で3時間40分の壁を破った選手。鈴木選手に日本記録は破られたものの、
荒井選手でも破れなかった3時間40分の壁を日本人として初めて破ったのは素晴らしい実績です。
若い選手で恐れず挑めば今の日本記録にも迫れるはず。
○勝木隼人選手(2019年アジア大会金メダル)
アジア大会では猛暑のなか諦めないレースを展開し、ペナルティを受けながらも金メダルを獲得。
精神力は日本選手の中でもトップクラス。
〇藤澤 勇選手(ロンドン・リオ五輪20km競歩代表 2018世界競歩チーム選手権団体金メダル)
50㎞競歩では実績は無いですが、20㎞競歩では2大会連続出場、東京五輪も20㎞競歩補欠に選ばれています。
50㎞での経験も積んできました。20㎞のスピードが活かせれば、チャンスはあるでしょう
ザッと名前を挙げただけでも6名います。
4月の輪島は強風が吹く可能性が高いです。
この風を味方につける、風が吹いた場合は風攻略が代表獲得へのポイントとなるでしょう
もし、風が吹かず好条件になったときは、日本記録決着も充分に考えられるでしょう。
そうなるとスピードの無い選手は苦しくなります。
タイムでは無く、順位。ハッキリ言って2位も最下位も同じ。
どのポイントでスパートをするのか?
自分の余力・相手の余力、余力があってもライバルより速いスピードが出せるのか?
50kmという距離で、最後の1枠を争う
疲れ切りスタミナは各選手ほぼ無い状態でのスパート合戦となると「精神力」が必要です
「スピード」「精神力」この2つがポイントとなるでしょう
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