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箱根駅伝予選会から考える ウォークでも競歩でも考えたい、どう記録をまとめるか?順位が着く勝負は戦術が大事、ということを改めて痛感した2021年箱根駅伝予選会

母校の外部コーチをしているので、毎年予選会に

例年だと、現地まで応援に行ってます。

33年連続補選への出場が途絶え、2年ぶりの本選出場なるか?

という大事な予選会でしたが

さすがに今年は、自粛や入場規制もあり、TV観戦をしていました。

 

予選会(本日、土曜)でした、火曜日には大学に行ってましたが

監督他みんなリラックスしてました。

一度、連続出場という記録が途切れ、ある種の重圧から解放された部分と

早く本戦にもどらないといけない、という新の重圧とでは

後者の方が、「挑戦者」としての気持ちを掻き立てられたことが

今回の結果に結びついたのでしょう

 

やはり、結果をみていて「戦術」の大事さを改めて思いました。

5㎞通過、10㎞通過、15㎞通過は全て5位以内で傍からみれば楽勝で10位以内が

狙えそうでしたが、かなり冷や冷やしてみていました。

ハーフという距離を走って、順位が決まるので、いかにそれまでの順位が良いか?

は問題ではなく、最後5㎞に仕掛けてくる大学は多いと感じていたからです。

実際に、一時期は全体で3位で通過しましたが、結果は7位通過でしたから

11位の大学と差は3分30秒。選手一人一人がもう20秒遅いかったら逆転されています。

距離にして100-120m程度の差でしかありません。

 

しかし、復活を期した大学は母校も城西大学も積極的な作戦でした。

【堅実な作戦のデメリットのリスクか】

【積極的な作戦のデメリットのリスクか】

で、後者を選びました。

 

【堅実な作戦のデメリットのリスクとは】

前半を無理しないで、後半に掛ける。オーバーペースにならないので、後半に他大学が疲れる中、ペースアップをできるのでタイム差をつけやすい側面もあるが

速いペースで走らない分、後半にペースアップに切り替えられない選手を生みやすくなる

【積極的な作戦のデメリットのリスクとは】

オーバーペースで、後半の失速を招きやすく、失速幅が大きいと上位選手とのタイム差が付きやすく

10人合計記録で競う、予選会の形式だと致命傷になりかねない

 

順位を守りたい昨年の本選出場校は、堅実な作戦のデメリットのリスクを得らびがちです。

実際に昨年の母校も、その作戦で失敗した感じがありました。

 

どちらの戦術が正しいか正しくないか?はチーム事情もあれば、相手の出来不出来もあるので

正解はありません。

寒いぐらいの小雨でのレースで、コースも例年と違いほぼ平坦の滑走路周回コースだったので

【積極的な作戦】がハマりやすかった部分はあったと思います。

 

いずれにせよ、例年にない好タイムが続出したのは、

積極的なレースをした大学が多く、コースが良かった、部分はありました。

《順位を守るために、攻める》この戦術が光る予選会でした。

 

ウォークでも競歩でも、距離が分かりコースも分かります。

いつもただ漠然と歩ているコースを、前半積極的に歩いてみる、後半は登りが多いコースだから前半は抑える

など、

いつも皆さんがトレーニングをしているコースを戦略的に捉えて練習してみると

トレーニングの幅も広がり、もっと楽しく歩けるでしょう

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