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全日本競歩20㎞能美大会 男子20㎞競歩東京五輪最終決戦

今週末の能美大会は20㎞競歩で東京五輪を目指すのであれば

重要な選考会です

1月に書いたブログです

男子20km競歩、スピード勝負の20km競歩、しかし、スピードがあるだけでは代表にはなれない 展望③-2

日本選手権は、山西選手の初優勝で内定者が出ませんでした

日本選手権のレースを見ると、

池田選手・高橋選手・藤沢選手により残り2枠の争いになりそうです

 

日本選手権で元50㎞競歩日本記録保持者野田選手が6位に入っていました。

2分ペナルティでの6位で、ペナルティさえなければ1時間18分台で2位となるゴールだったので

20㎞でも争えるポテンシャルがありましたが、能美大会にはエントリーしませんでした

4月の日本選手権50㎞競歩輪島大会に絞ったようです。

 

池田選手は神戸では苦しいレースとなりました。

速いペースと揺さぶりにうまく対応出来きれませんでした。

本来の力であれば、もっと終盤まで粘れたと思いますが

粘れなかったのは、調子が今一つだったのか、「自信」が世界陸上の惜敗で

小さくなってしまったのか?

怖いもの知らず思い切ったレースが、経験を重ねてできなくなっている感じです。

調整能力は高いと思うので、この1か月でしっかりと調子を上げてくると思います

そして、「自信」をもってレースに臨んで欲しいです

 

高橋選手はフォームが安定できなかった、痛恨の3枚目の警告で2分間のペナルティが

響きました。

ただ、2分のペナルティでも3位に入り、過去のルールであれば失格で選考レースを考える

かなり心証が悪い結果となりますが、逆にペナルティに救われた感じもあり

運があります。4年に1度の五輪ではこの「運」は意外に重要

どう、立て直してくるのか注目です

 

藤沢選手は速いペースに対応しきれず、早々に離れました。

能美大会も速いレース展開に持ち込まれると分が悪そうです。

早い段階で2枚の警告が出たことも、痛かったです。

ただ、レースを重ねることで調子とフォームを整えてくるタイプ

能美との相性は悪くありません。

速いペースでも焦らずに、無理に速いペースに着かずにレースを読み切れれば

逆転の代表入りもあると思います。

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