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競歩での失格は、レベルアップのサイン 「競歩を難しい」という言葉に想う
競歩での失格はレベルアップのための一つの出来事
元旦競歩のマスターズ部門で、失格された方が多く出ました。(出場16名ゴール8名)
失格をネガティブに捉えて欲しく無いと思います。
スポーツはルールが合って、それを選手が守るからこそ成り立つもの。
それは競歩だけに限った事ではありません。
失格をするとその原因を「競歩」にする人が多いのは残念な事です
「競歩は難しい」
良く聞く言葉です
その言葉を聞くといつもこう回答しています。
「競歩のルールは2つしかありません。ベントニー(膝が曲がる)、ロスオブコンタクト(両足が浮く)。
難しいのはランと同じく「速く」ということ。
2つしかルールが無いのを難しいなら、誰もサッカーや野球をしないのでは?」
昨年はマスターズ陸上の審判の甘さが、多くのマスターズ陸上で競歩をされている方から指摘されました。
やはり選手も審判も決められたルールをちゃんと運用しないと競技が成り立ちません。
野球で明らかなストライクを自分が打てなかったからといって、審判に「今のはボールでしょう!」という人は少ないと思いますし、きっとストライクになる玉を打つ練習をすると思います。
ど真ん中の玉のストライクを打つのは難しい!とはならないでしょう。
明らかなベントニー・ロスオブコンタクトなら、何で失格?と言わず膝伸ばす練習をしないと進歩がありません
それにマスターズ陸上では、年齢に応じた関節の伸び具合び応じたジャッジを審判はしてくれていると思います。
それでも失格をしたのであれば、野球に例えた「ストライクを打つ練習」をした方が、効率的だと思います。
「競歩は難しい」のでは無く、どの競技でも同様に「上達する(速くなる)ということが難しい」のです。
その事を競歩を始めてみたい!っと思うランナーの皆さんには理解して頂きたいと思ってます。