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箱根駅伝往路は異常なくらいの高速レース それを生み出したもの、そして、復路はどうなるか?
母校が残念ながら出場を逃したので
初めて俯瞰して箱根駅伝を見てました
今年の箱根駅伝往路は、ちょっと異常でした。
4位までが往路新記録。
箱根駅伝の高速化が顕著です。
縦長の展開したい!(ペースの速い展開)
っと言っていた東洋大学酒井監督の目論見は1区で崩れてしまいましたが、例え1区で東洋大学が好走しても、縦長の展開にはならなかったでしょう
スピードレースに各校が対応出来、相乗効果が生んだ往路新記録4校という結果と思えます
その東洋大学も区間新を2名も出しながら、シード圏外の順位となってしまっています
とにかく全員が安定した走りが出来なければ、一気にシード圏外が落ちてしまう。
確かに「安定した走り」は箱根駅伝では大切な要件でしたが、区間新を2名も出してのシード圏外
今までの箱根駅伝では考えられないような事態です。
この高速化を生み出したのは、「ナイキ」
ナイキの厚底シューズが選手のスピード化を押し上げました。
TVを見ていると多くの選手がナイキの厚底シューズでした
各校エースの目安10000mの自己記録が28分台を持っている選手はTV中継以前は4-5名程度でしたが、今や100名に届く程の人数になってきています。
復路は、各校の監督は例年以上に頭を悩ますでしょう。
高速化しているだけにブレーキが一人でも出れば、上位でも一気にシード圏外に落ちる可能性があります。
高速化すればするほど、選手に掛かる責任は大きくなり、襷リレーという性質上、大逆転の土壌が生まれます。
往路の東洋大学の結果がそれを暗示しています。
逃げる側が有利になる復路ですが、6区で青山学院が追いつかれる展開が起きれば、一気に混戦となるでしょう