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ウォーキングブログ

アマチュアスポーツの「叩き方」は難しいです。。。

一部でこんなニュースが出ています。

昨今のスポーツ業界は、メディアからの厳しい目が向けらています。

陸上界での常識は、世間の常識であらず、といったところでしょうか

https://www.sanspo.com/sports/news/20181220/ath18122022060005-n1.html

 

正直、難しい問題だな、っと思っています。

選手にとって、こういう報道がされるのは良いことだと思います。

選手がより良い条件の企業に容易に移籍できる、素晴らしいことだと思います。

 

では、陸上競技のすそ野が広がるか?、と言ったら?

 

おそらく、これは宣伝効果が高いマラソンや駅伝の選手であれば、その恩恵に授かることはできるでしょう。

もちろんアマチュアという言葉が死後となっている以上、選手はプロ、自由に移籍したいところに移籍出来るに越したことはありません。

ですが、移籍場所が限られている場合は???

 

競歩の選手がいる実業団は、決して多くありません。

だからこそ、競歩の選手を採用してくれる企業は競歩界からみれば有難い限りです。

競歩を採用してくる企業が広がれば、大学を卒業しても競技を続けられる環境が広がり

多くの選手の「選手寿命」が伸びていきます。

 

ですが、強くなった途端にすぐに良い企業に移籍OKとなったら、

選手は良いですが、移籍された企業はプロ野球やサッカーのように移籍金が支払われる訳では無いので

投資はしたけど、人材がいなくなるという事例になり、

「それなら、わざわざよその会社にとられるなら、選手なんて採用しなくていいか?」

とならないだろうか?っと危惧してます。

一部の企業だけに選手が集まる構図は、決して陸上業界にとってはすそ野が広がらず

良いことではありません。

 

もちろん、一般社会でも研修や資格を取らせても他社に行ってしまう、ということと同じでしょう。

当然、実社会では普通に起こることです。

移動先の企業が、移籍金を払う、、、という事もまずありませんので、陸上もそことの引き合いを出されれば

選手は自由に移動できるべき!となるでしょう

 

実社会の場合は、全ての労働者が等しく受けることが出来る移籍の自由

ですが、陸上の場合は、強い一部の選手、人気種目の選手しか受けれない恩恵では無いか?

っと思います。

通常の社会では企業ではそもそも労働を受け入れる企業数が圧倒的に多く

陸上では、どうしても受け入れる企業数自体が少ないので、コーチとの反りがあわないからっといって

別のところ(移籍先)がすぐに決まるとは限りません

選手にとってどれだけメリットがあるのか?

デメリットはなんなのか?

 

しっかりとそれを考えてから、議論をしないと単なるメディアや世論の同調圧力に負けた

つまらない議論になると思います

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