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ウォーキング 競歩では背の高い方が圧倒的優位なのか?
このblogの続きです
https://www.pro-walkingcoach.com/blog20180904/
ウォーキングでは、背の高い選手には敵わない
っと、言いたいところですが。。。
競歩、という観点でウォーキング見ると決して身長差が
パフォーマンスの決定的な差を生んでいるわけではありません
それは、往年の名選手に背の小さい方が多いことからもわかります。
初めて五輪で2冠(50km・20km金メダル)を達成した選手は、身長160cm台
五輪を連覇した、世界陸上を連覇した選手も身長160cm台でした。
つまり、背の低い選手です。
では、なぜ競歩の場合、そういうことが起こるのか?
それは、競歩が技術種目であるからこそです。
技術が身長差を充分補えるからです。
骨盤を前後にスライドさせることで、骨盤がズレる分だけ歩幅が広がり
足が地面から離れることなくストライドを広がります。
そして、この骨盤の操作が、上手い選手は回転数も同時に生み出すことが出来
結果、骨盤の操作だけでスピード要因である「歩幅(ストライド)×回転数(ピッチ)」
生み出すことができるのです。しかも楽に。
実際に、骨盤の操作を一般の方で、背の低い方に指導をすると
ウォーキングのスピードが上がります。
腕振りの練習をするのは、ピッチを作る上でとても大切なことです。