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アジア大会20㎞競歩 男女で 銀と銅を獲得!!を解説
https://www.sanspo.com/sports/news/20180829/ath18082910230002-n1.html
アジア大会20㎞競歩で
男子で山西選手が銀メダル。
女子で岡田選手が銅メダル。
獲得しました。
男子20㎞競歩とすれば、やはり寂しい結果です。
勝った中国の王選手は、確かに強い選手ですが、
代表となった山西・高橋選手が力で劣るとは思えません。
新聞の記事では「スピードに勝る中国選手にラスト勝負になれば勝てない」
っとありましたが、それは間違いだと思います。
山西選手もスピードがない選手ではありません。
山西選手は王選手と変わらない自己記録を持ち、
トレーニングでは1㎞を3分40秒ぐらいでは歩ける力のタイムです。
「価値への執念の差」と言っていいと思います。
あとは、勝負にうまさ(スパートするタイミングを正確に読み取る能力)の差
と言っていいでしょう。
直前の膝の怪我も勝ちきれなかった要因ではあるとは思いますが
何とかして欲しかった、というのが正直なところです。
高橋選手は、やはり内弁慶というレッテルを今回も剥がすことが出来ず
重ねて周りに認識させてしまった結果になりました。
ここまでくると本人的にもある種の「呪縛」にかかった感じでしょう
これを打破するには、海外で小さな試合に出まくって成功体験を積む
これ以外に方法は無いと思います。
私自身も「内弁慶」と呼ばれかけた時期がありましたが、払しょくするために
単身で海外に試合に行ったり、合宿をしたりもしました。
ぜひ、チャレンジして欲しいと思います。
ポテンシャルの高さは誰もが認める逸材です。
岡田選手は、自己の持てる力をしっかり出し切ったと思います。
彼女は大きな大会で目立つ結果は出せていませんが、
その時に持っている実力を安定して出せている選手だと思います。
これは簡単なようでとても難しいことです。
それを続けていった結果、今回のアジア大会での銅メダル獲得は
彼女自身が自分がやってきたことを「間違っていない」と思うに充分な結果でしょう
これは2020年に向けて大きな自信になったと思います。
東京五輪まであと2年。
まだまだ、実力は伸ばせると思います。
きっとメダルにも手が届くかもしれません。
明日は、50㎞競歩です。
お家芸といってよい種目でしょう。
なんとか丸尾・勝木選手には1・2フィニッシュを期待したいと思います。