BLOG
ウォーキングブログ
WEB雑誌の取材依頼の折り合いがつかなかったことに想う
量が多いものほど、価値が薄れて価格が下がります。
製造業でもたくさん作れば作るほど、単価が下がるのと同じ構造でしょう。
ネットの社会も情報が溢れています。
どんな情報でも手軽に手に入る時代になりました。
つまり、前述の通りの理屈で言えば、情報の価値というものは
下がってきてしまっています。
価格が下がっても「質」が担保出来れば良いのですが、
情報の場合は、手軽に集められれば集められるほど、その情報の責任というのが希薄になります。
例えば、大した裏付けもなく正しい情報のように流れてしまったり、
専門家が言っている、となりながらも
その専門家の裏付けや、プロフィールの真贋が怪しかったり。
それでもメディアは「安い」情報を欲しがります。
情報のソースは安ければ安いほど責任の所在が希薄になります。
それでも、その情報をセンセーショナルに、もしくは手軽に流して
集客ができれば、メディアとしてはOK
ビジネス的には理解できない話ではないなぁ、とも思っています。
さて、なんでこんな話題を書いているかというと。
ある雑誌のWEB版の取材依頼が来ましたが、折り合わずに取材を無くなりました。
やはり残念だなぁ、っと思っています。
多くの方のいろんなチャンスや可能性を奪った気すらします。
なかなか難しい問題です。