BLOG
ウォーキングブログ
ロシアの平昌五輪出場停止に想う
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000000-jij_afp-spo
ロシアが平昌冬季五輪への参加が禁止となりました。
ただ、厳しい条件下のもとに個人の参加は可能になりました。
個人的には、「甘い」という印象です。
もちろん、ドーピングをしていない選手もいるでしょう。
その選手がかわいそうだから救済をすべき、というのはわかりますが、
ロシアの場合は、国家ぐるみでドーピングをしている、という点です。
それに対するロシアの自浄作用が働かない限りには無理でしょう。
しかし、国家ぐるみのドーピングを指揮していたロシアのムトコ前スポーツ相が
現時点では副首相まで昇格しているということでは、自浄作用が働いている
とは、到底思えません。
つまり、例えクリーンな選手であったとしても、出場が決まりいざ五輪に出るとなったときに
国から、もしくは副首相から
「メダル獲得は必須だ!これを飲めば勝てる」もしくは「ドーピングをしないならそもそも代表として選ばない」
と言われたら、選手としてはドーピングをせざるを得ない、というのは仕方がないことです。
今年の世界陸上でも何名かロシアからの中立国選手、として出場しました。
ただ、選手間ではやはり中立国と言え、ロシアの選手ですから「噂」は絶えませんでした。
日本を始め、各国がそうですが本来は、厳しい教育が選手にはされます。
1~3か月毎に、自分のいる場所を報告し、3回その場所にいなかったらドーピングを1回したと
カウントされます。プライバシーもへったくれもありません。
ドーピングは割に合わない違反です。
飲むだけ、注射を打つだけ、では決して強くはなりません。
メダリストレベルの練習は必ず必要になります。
それだけの猛練習をして失格する、何とも割に合わないのですが
「メダルを獲りたい」という気持ちは分からんでも無いですが・・・