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パーキンソン病 手の震えを止める簡単な方法
パーキンソン病の方が、パーソナルで一緒にウォーキングをしている時に
「レジでお金を出すときに、手が震えてしまう…」
ということに困ってました。
これは、パーキンソン病の方には非常に大きな問題です。
皆さんも何かを手渡しされる時に、その相手が手が震えていたらビックリすると思います。
そのビックリした感情は、手が震えてしまっているパーキンソン病の方にも伝わってしまいます。
自分の病気でビックリされてしまうというのは心理的負担です。
私がしたアドバイスは…
「お釣りでも何でも手渡しをする時に、肘を横腹に着けて脇を閉めれば振るが小さくなると思います」
とアドバイスをしました。
すると…
「こんな簡単な事でも、手の震えが止まりました!」
っと、とても喜んでもらった報告をもらいました。
個人的には簡単なことなので、誰でも簡単に考えられる事、という思い込みがありました。
実際に、こんな対処の仕方は一般的なのでは?と思ってネットで調べると震えの解決の方法は「薬」という対処方法がほとんどでした。
確かに薬は、どんな病気でも対処療法です。
しかし、薬はリスクが伴いますし、速攻でその場で治るというものではありません。
簡単な身体の使い方で病気の方が喜んで頂ける。これは、私にとっても凄く嬉しいことです。
「自分の当たり前を疑え!」
だなっと、改めて思いました。