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ウォーキングブログ
子供・孫の後ろ姿に学ぶ 競歩はウォーキングの延長線上???
「ウォーキングの先に、競歩があるんですか?」
昨日、出張講習会で講師をしたときに、最後に受けた質問です。
もちろん、「ウォーキングの先に、競歩があります」
と答えました。
理由として、回答したのは
ウォーキングと競歩の「身体動作は同じ」ということです。
競歩は、どちらかの足が一瞬でも良いから地面についていなければいけない
というルールがあります。これはウォーキングとまったく同じです。
ランニングであれば、ジャンプをして進みますが、競歩・ウォーキングは脚が常に接地をしているので
ジャンプをしません。
つまり、競歩はランニングではなく、ウォーキングは競歩の延長線上である
と言える大きな要因です。ジャンプするウォーキングなんて、観たことありません(笑)
「違う」と感じるのは、競歩の「骨盤を使う」独特な身体動作でしょう
骨盤を使って歩いている人を見かけることがないので、「違う」と感じるのでしょう
しかし、骨盤を使うウォーキングは実は良くみかけます。
モデルさんが歩く姿は骨盤を大きく使った歩き方です。骨盤の動きよりモデルさんの容姿の美しさや
着ているものの奇抜さに目を奪われて、競歩と似ている!とは思わないのかもしれません。
しかし、講習会で骨盤の動きの話をしていると、何名かは「モデル歩きみたい」と言ってきます。
実は、個人的には普段の歩きが競歩っぽい最たるものは・・・
赤ちゃんのよちよち歩きです。
後ろから、その姿をみれば骨盤が綺麗にまわっているのが良く分かります。
立つことで精一杯な筋力を、上手に身体を使って前に進む、ということに変えています。
後ろ姿は、競歩の身体の使い方そのものです。
ぜひとも、観察してみて下さい。
良い参考になると思います
子供、孫の背中に学べ!、です(笑)