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行橋‐別府100㎞でタイムのため考えなければいけないこと 100㎞でトップが12時間台が出なかった理由の推測②
過去12時間台が出ているときは、
1区・2区のスピードのアベレージは、時速8㎞を超えている方が
必ずいました。
しかし、今回は一人もいませんでした。
昨日の考察の通り、これは「気温の高さ」が影響していたのは間違いないです。
例えそうで「気温の高さ」が影響したとしても
どんなに速くても12時間台はかかる訳ですから、必ず気温は下がります。
「一般的に」戦略として考えれば、気温が涼しくなったところでペースを上げることが
できて、タイムを作ることが出来るのですが、行橋‐別府100㎞の場合は特殊であり
一般的とはならない、ということです。
そのポイントは
・スタート時間が正午と比較的暑くなりやすい
・100㎞と距離が長いので、日が暮れて気温が低い頃はTOP選手としては後半で疲労が高いときにペースアップが必要になる
・最後に勾配がきつい坂がまっており、ペースが後半に上がり難い
といったところが考えれます。
つまり、この行橋‐別府100㎞でタイムを出すためには
いかに2区までスピードをしっかりと出して、後半にそのスピードの落ちを少なくするか?
というのが大切なのです。
ただ・・・
前述の通り、「正午スタート」、つまり気温が高い状態でのスタートとなり
最初のペースアップがしづらいのでは?、とも思います。
あと速いスピードで疲労が蓄積し、後半の疲労や天候・気温の変化に対応できるか?もあります。
それを裏付けるように「2009年」「2013年」の天候は「晴れ・夜8度」です。
この時の大会は、1区まで時速8㎞を超えて歩かれている人はいますが、
結局は、12時間台は一人も出ませんでした。
スタート時間の天候・後半のスタミナ、これが「行橋‐別府100㎞」でタイムを作る上で
考えなければいけない、要因でしょう。