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ウォーキングブログ
初心者が目指すべきは、速さ?正確性?
競歩は他の陸上競技にはない、複数の第三者の判断による失格があります。
分かりやすく言えば、審判が走っている、と判断をした場合
※厳密に言えば、「ベントニー」「ロスオブコンタクト」の違反を繰り返した場合
失格となり、競技を途中でやめなければなりません。
いかに普段のトレーニングで、速く歩けていたとしても
実際の試合では、審判からの警告を受けてペースを落とさなければならない
っということは、よくある事です。
これは、競歩を我流で始めた方は、大抵ぶつかる課題です。
どこまでが、足の接地が出来ていて、どこまでが膝曲がりか?
というのは、特に初心者の方は自分の感覚だけでは分からないものです。
遅いペースの時は、ルール通り歩けているので、速くなってもフォームに変化は無いだろう、と思い込んでしまうのが、間違いの大きな要因です。
トレーニングでは速く歩けているのに、試合ではそのフォームが認められず警告を受け、ペースを落とさざるを得ないのは、相当なストレスです
もっと、速く歩けるのに…
速く歩きたいと思って、競歩をしたのに速く歩くことをOKしてもらえない
では、競歩をやろうと思った時にまずは取り組むべきは、
「速く歩く」なのか?
「正確なフォーム」なのか?
と聞かれたら、両方同時だと答えます。
どんなに速くトレーニングで歩けても、試合でゴール出来なければ意味はありません
どんなに綺麗に歩けても、遅かったら競争にはなりません。
私が日本記録でゴールした時に、いつもは失格にされる審判に言われたセリフがあります。
「今日のフォームは良かった。やっぱり良いフォームは速い」
みなさんも、ぜひ「良いフォーム=速いフォーム」を目指して欲しいと思ってます