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2017 世界陸上メダルへの道③
昨日、IAAFチャレンジ中国に出場しました。
結果は1:27:49の13位と惨敗
自己記録10分近く遅いタイムとなりました。
敗因は大きく2つ
〇ケガ
試合2週間前に左腓腹筋の筋膜炎になり、試合までの2週間ほとんど練習らしい練習ができなかった
〇暑さ
気温が30度となり、体力が失われた
この2点です。
この2点に共通するのは「スタミナ」
練習が出来ていなく、体力が落ち、そこに気温がさらに体力を奪い、後半のペースダウンを産んだ
ということです。
実際に10㎞は41分40秒で通過し、後半の10㎞は46分近くかかりました。
そして、大事になのは、「勝とうとして惨敗した」ということです。
怪我をしていたので、手堅くレースをしようと思えば出来ました。
しかし、私の指示は「プロセスは忘れて勝ちに行こう」だけ、です。
守るレースをすると、本番(世界陸上)では勝つレースをするのですから、
守ったレースをしたら、本番で勝つために足らないことが課題が浮き彫りになってきません。
そうしたら、このレースを選択した意味が無くなります。
課題は明白です。
個人的には良い兆候だと思っています(強がりではなく)
実際に、今年の日本選手権で1時間18分23秒でゴールする2か月前の試合は
1時間26分近くかかってゴールしてます。
そこでの課題を一つ一つ潰すようにして、結果に結びつきました。
やはり、一番は本人(選手)が危機感を持つので、練習への集中力が変わります。
コーチ(私)の言葉から、しっかりと咀嚼して練習に取り組もうとしてくれるので
まず「やらされる練習」といった受け身の取り組みにはなりません。
ここが一番大事なところです。
試合後のミーティングで取り組むべきトレーニングの目的が共有され
きっと、課したこと以上のことを、考えて実行してきてくれる、と思っています。
今回は、惨敗でした。
しかし、それはプロセスに至るまでの、「一面」でしか過ぎません。
さて、また今後が楽しみになりました。