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パラリンピックを観て想う・・・②
パラリンピックを観て想う…① は、こちらで!
以前より、注目は増えているとはいえ、
今回のリオパラリンピックを生中継しているのは公共放送のNHKだけ
民放は健常者よりハンデを追っている人が頑張っている、という視点だけの
ドキュメンタリーが中心…です。
パラリンピックの選手は、メディアを通じて自分たちの「何」を伝えて五のか?
という、ところを明確にしなければいけないような気がします。
五輪のような肉体の限界・精神の限界や世界と戦う日本人という視点ではなく
障害を追っているがパラリンピックに向けて頑張っているという視点がほとんどです。
やはり、パラリンピックの選手も五輪選手並みの厳しさを
メンタリティーの中にもっていかないと、厳しいようですが同情でしか、
応援してもらえない現実が待っていない気がします。
くれぐれも、誤解の無いように書いておきますが
どんなにメダルを獲得しようとも、金メダルを獲れないことに悔しさを露わにする木村選手
銀メダルを獲得して悔し涙に暮れる100k超級の正木選手
世界選手権を連破して、金メダルに挑む陸上の山本選手
彼らの練習やインタビューを聞くと、そこは五輪選手とたがわぬ気持ちの強さや責任感を感じます。
五輪に出れる国際的な基準を満たしていても出れない選手はやまほどいます。
だからこそ、出る選手というのは高いレベルの練習とメンタリティーを持っています。
まだパラリンピックの選手の中には、国税を使って派遣されているという自覚や
国際大会で戦うべきメンタリティーのレベルを上げる必要のある
回答をする選手は少なくないなぁ、という印象を今回のパラ中継をみていて感じています。
スポーツが経済的に自立する、そのためには万人に認められる
コンテンツにならなければいけません。
「頑張っている」から応援したい、だけでは多くの人の賛同は得られません
それに頑張っていない、パラの選手・五輪選手は代表になれないでしょう
代表になる選手は「頑張っている」のその先を目指さなければ
日の丸を付けて試合に出るレベルではないのでは・・・、と単純に思います