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リオ五輪 代表選手 紹介 20km 競歩 その1
「未完の大器」という言葉が高橋選手の印象です。
ですが、「未完」という言葉は
彼の実績に照らし合わすと
当てはまらない言葉です。
23才で日本選手権を2連覇
しかも、最初の優勝は世界記録を出した鈴木雄介選手に
勝ってのもの。この価値は非常に大きいです。
それなのに未完と感じさせるのは…
初めての世界陸上に挑んだ北京大会
結果は惨敗でした。好記録を持って臨んだだけに
周りも本人も悔しい思いをしました。
世界陸上北京大会で20km選手3人と会いましたが、
世界記録を出して期待された鈴木選手より、
彼の落ち込みが一番大きいかったように感じました。
国際大会で結果を出せなかったこと、
競歩の技術的な部分でも、
まだまだ完成されていないと本人も感じているようです。
選手を一番成長させるのは、「悔しい」という感情です。
スピードを出すセンスは世界一だと感じてます。
そこに「悔しさ」というスパイスが加わりました。
リオ五輪の彼の活躍を期待せずにはいられません