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#競歩 の反則測定が国際学会で金賞を獲った意味

名古屋大学の鈴木さんの論文が、IEEE(米電気電子学会)という学会で

金賞を獲りました。

https://mainichi.jp/articles/20221205/k00/00m/050/029000c

 

この意義と意味はとても大きいです。

 

競歩の判定は、審判の「人の眼」に委ねられており、国際審判員であったとしても

6人の審判がいて、6人ともまったく同じ選手にベントニー・ロスオブコンタクトの判定が

すべて合致することはほとんどありません。

統一した見解がAIによってされると、選手も対策や修正がしやすくなると思います

 

何よりも大会の大小によって判定のバラツキが小さくなる可能性が高いです。

これは、とても大事なことです。

特にマスターズ陸上では、どうしても審判の判定レべルのバラツキが大きく

私のところにも「明らかに走っている人がゴールしている」とのご意見をいただくことがあります。

 

AIを使って機械的に「判定」がされれば、審判の負担も軽減されていくでしょう。

経験の浅い審判でも、しっかりと判定ができるはずです。

 

もちろん、マスターズ陸上であれば「普及」という側面もあるので

ある程度考慮した判定も加味してAIのアルゴリズムを作っても良いかもしれません

その場合は、マスターズ陸上認定記録として、日本陸連公認と分けるというのも考えて良いと思います

 

個人的には国際学会で競歩がテーマの論文が金賞を獲った

ということに、とても嬉しくも感じています。

 

サッカーのVAR判定や、オフサイドの半自動判定など、

人気スポーツも分かりやすく、公正な判定のために、しっかりとテクノロジーを活用しています。

「昔からのやり方」に固執しては、スポーツの「今」から置いてかれてしまいます。

 

「意義と意味」ある金賞受賞だと思います

 

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