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競歩だかこそ作れる高速ピッチ(回転数)

競歩は「どちらかの足が地面に接地していなければならない」

というルールがあるので、スピードを出すと時にピッチ(回転数)にどうしても頼る必要があります。

今回の世界陸上でも、山西選手がラストスパートで3’40/㎞で最後の1㎞を歩きましたが

マラソン解説の金哲彦さんが「驚異の260回転/分」とコメントされていました。

 

実際にそれぐらいの回転数を出さないと、とても3’40/㎞では歩けません。

今回は、19㎞を歩いて最後の1㎞が3’40/㎞だったので

1㎞だけを歩く、となったら山西選手は3’20/㎞くらいでは歩けると思います。

 

では、なぜ、競歩でそんな高速ピッチを作れるかというと

脚で歩幅を作る、

ではなく、

骨盤の回転で歩幅を作る、

からでしょう。

 

歩幅が仮に1mだとしたら、1m足を動かす必要があります。

ですが、その1mの歩幅を作るのに「骨盤を前後動かす」と言う意識だけしか持たなかったら

骨盤を前後に動かすだけなので、骨盤が前後に動ける分しか意識しなくて済むので

足を前後に1m動かすよりも、圧倒的に速く歩幅を動かせます。

 

しかも骨盤を上手に使えるようになれば、力まずに楽に動かせるので

個人的にもまだ「190回転くらいで10㎞を歩く」のは出来ます。

さすがに260回転したら肉離れしそうですが(苦笑)

 

どの競技よりも骨盤を使うことに比重が大きく、

技術種目だからこそ、高速ピッチ(回転数)が可能なのでしょう

 

競歩の講習会も開催しています

 

少しでも、この世界状況の中、何かできればと、当分以下のリンクを載せていきたいと思います

「WorldVision」1950年に設立された世界最大級のNGO団体です。

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