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厚底シューズによって「速く走れる?」「速く走らされている?」
速く走らされているのか?
速く走れるのか?
箱根駅伝は「厚底シューズ」の出現によって
大見本市へとなりました。
そもそも、スポーツがTV中継される、ということは
各メーカーとも販売促進の格好の舞台であり、
毎年視聴率が30%近くある「箱根駅伝」の宣伝効果たるや絶大です
ですから、こんな記事は毎年のように出てきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01e9b7e9eb34eb7025d9df51c50083cbc9c4e0b6
個人的にはスポーツが1つの産業として捉えられることは
「ポジティブ」なことだと思っているので、
決して悪いことではないと思っています。
ただ、どんなシューズが出てこようとも
トップ選手の真似をして、多くの人が「厚底シューズ」を履こうとも
「走らされる」ことのないように。
あくまでも、シューズは道具です。
トレーニングをしないと速く走れる訳では無いですし
「走らされる」ことによって記事にもあるように「怪我」をする選手も多く出てきています。
実際に私も実業団の監督から、「厚底になって鼠径部・仙骨周りの怪我が多くなった」
という話を直接聞いたことがあります。
仮に、ウォーキング・競歩でも同じような現象が起きたとして
(速く歩けるシューズが開発された!ということ)
多くの皆さんが履くことになっても、
「簡単に速く、歩けるようになる」なんてことはありませんし
あったとしても、「努力」という要素が無く速くなっても
それはとても味気なく、つまらないものになる気がします。
箱根駅伝でゴールを目指して必死に走る選手たちの表情を観ていて
「厚底シューズ」だけがクローズアップされることのないようにして欲しいなぁ、っと。
選手たちの努力にもっとクローズアップして欲しいなぁ、っと、思いながら中継をみていました。
さて、いよいよ復路。
どんな、ドラマがまっているのか?
楽しみです。