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【ウォーキング・競歩】後ろに押す感覚とお尻を使って歩く感覚が今一つしっくりと来ません、質問への回答

昨日のWEB競歩講習会で質問を頂きました

その場でも回答をしましたが、ブログでも回答したいと思います。

 

ご質問は、以下の通り

「後ろに押す感覚とお尻を使って歩く感覚が今一つしっくりと来ません、single support phase→swing phase→double support phaseの各phaseにおける足の裏の動き・力のかかり方、使う各筋肉の動き、重心(ベクトル)の動き等を解説していただけませんでしょうか。」

single support(振り出した脚が地面に接地して片足で身体を支えて後方に蹴りだしている時間)

swing(遊脚(蹴り終わって地面から足が離れて、前に運ばれている脚)

double support(遊脚が地面から離れる瞬間と振り出した脚が地面に接地する、両足が一瞬地面に接地する瞬間)

各フェーズ(phase)を上記のように解釈してます。

single supportの時は、かかと→母指球→指先へと足裏で重心が移動し、重心を地面の斜め下(45度)くらいを押す意識

この動作をお尻が力発揮する始点となって、ハムストリングス、ふくらはぎ、と伝えていきますが

動作が速いので、お尻からふくらはぎまでが一本の筋肉のような使い方をするのが良いでしょう

swingの時は、大腿四頭筋で足を持ち上げようとする誘惑に負けないように骨盤から振り出して極力リラックス

double supportの時は、この時間を極力短くしたい。

そのためにも、着地は早くして上げる。

前傾を意識して、脚が大きく前に踏み出すのを抑えて、着地と同時に骨盤の動作を意識すると

遊脚が素早く作れます。

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