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ウォーキングブログ
五輪が残す本当のレガシー(遺産)とは・・・後編
駒沢オリンピック公園で、見つけた東京五輪の名残です
体育館の役員・選手入口の表記
「口」はもうとれてます(笑)
ですが、64年の東京五輪を感じさせます。
通常はこんな形で建物自体に字を入れたりはしません。
パネルか張り紙、その方が汎用性が効くからです。
直接壁に書いてあるのは、当時、五輪に向けて作ったからこそでしょう
歴史を感じさせるレガシーです。
ですが、一番レガシーを感じたのは
駒沢公園では、ランニングをしている人が多く
馬事公苑では、子供たちが遊具で遊び
大蔵公園でも多くの子供たちの笑い声が聞こえてきました
つまり
作られた施設が、ちゃんと地元人達に
愛され
活用され
古いとか、関係なく
自分の健康のために、ランニングコースとして使われている
しょせん、箱物は五輪の2週間のもの
選手ファーストなんて言葉は、まやかしです
選手だった私が言い切ります。
五輪後、皆さんに愛される施設なのかどうか?
その方が大切だと思います。
誰も使わない建物を、地元人が見て
税金だけ払わされて、こんなもの建てて
選手ファーストで、たった2週間で誰も使わない
こんな建てて、この先どうするんだ
そんなことを言われる方が
その建物で活躍した選手たちは悲しく残念に思うでしょう
自分が活躍した場所を、地元の人たちが愛してくれて
活用してくれている。
こんなうれしいことはありません。
レガシーとはみんなに愛される場所です。
64年東京五輪は、そうした場所をちゃんと残してくれました。
2020東京五輪は、どうなるでしょうか?
期待と不安で見守りたいと思います。