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内ももの付け根(鼠径部)に痛みがある場合のフォームの工夫の仕方
今日も大学に選手のコーチをしに行ってきました
鼠径部の痛みを訴える選手がいて、
彼のフォームを見てみると脚はややX脚
そのせいかかかとの地面接地は内側です。
そうなると、どうしても股間の内側の付け根部分に
必要以上の負担が掛かります。
この状態が改善できないと疲労骨折の一因となります。
対策として、選手にアドバイスしたのは
セオリーとは逆ですが
2直線歩行とかかとの外側での着地の意識です。
膝が内側に入り、更に一直線歩行を意識すると
中央に重心が寄りやすくなり負荷が掛かるので、2直線で重心が内側に寄らないように。
かかとの外側で着地をするので、重心が外側に逃げやすくなります。
選手に歩かせたところ、痛みは出ない、とのことなので
この歩き方を当面意識するように指示してきました。
セオリーは所詮セオリーです。最大公約数の中でしかなく
そこから外れるものにとっては正解ではありません。
そのことを意識しないと、正しいフォームと言う概念に意識をとられて
結局、カスタマイズされたアドバイスにならなくなります。
気を付けたい、っと日々思っています。