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身長の高さはウォーキング 競歩でのパフォーマンスを決定づける要因たるか?

スピードを作る要因は、ブログでも書いてきましたが

歩幅×回転数

この2つの要素で決まります。

歩幅が60cm 120rpm(1分間の回転数、つまり1分間で腕を振れる回数)場合
60×120=7200cm/分 時速4.32km 13分53秒/km
という計算になります。

ちなみにウサイン・ボルトの100走の最高rpmは1秒間に4回転、つまり240回転です、

当然、みなさんは、240rpmは無理でしょう(笑)
MAX200くらいと考えるべきでしょう

歩幅は身長が大きく影響してきます。
背が低い方は当然歩幅が小さくなります。
ランは、跳べるので良いのですが、ウォーキングは跳べないので
ウォーキングの方が、身長差が大きく影響するといえます。
実際にオムロンでは
http://www.faq.healthcare.omron.co.jp/faq/show/4195?site_domain=jp

身長の45%が歩幅と定義しているので、150cmの方と190cmの方が1万歩歩くと

150×0.45=67.5cm/歩 10000×0.675m=6.750km
190×0.45=85.5cm/歩 10000×0.855m=8.550km

同じ歩数でも2km近くの差が生まれてしまいます。
仮に同じ回転数であったとして1時間で10000歩(166.7rpm)、歩いたとしたら、
時速で2kmも違ってきてしまう。ということなのです。

身長差が「ウォーキング」では大きく影響してくるのが良く分かります。
そうなると、背の低い150cmの人は、211rpmで歩かなければ、190cmと一緒のペースでは歩けないのです。
ピッチが200回超えるのはかなりの高回転です。
10秒間で33回腕を振る必要があります。
ちなみに前述の190cmの方の166rpmであれば27回転です。
1秒に3回以上腕振る必要と、3回以下でもOKという差が生まれます。
ぜひ、止まった状態で構わないので10秒間で、どれだけ腕が振れるか?
やってみてください。きっと大変だと思います。

この差はかなり大きいです。

ランの場合は、跳べるんです。
ランのように「跳べる」というのは背の小さい選手にとってとても大きなことなのです。

それは。。。
跳ぶとなると、背の低いほうが体重が軽いので、背の高い選手よりエネルギー効率が良く、前に飛べますからね
身体が小さいなりの利点が生まれてくるからです。

ウォーキングでは、背の高い選手には敵わない
っと、言いたいところですが。。。

つづく

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