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ウォーキングブログ
日大アメフト問題、スポーツも被害者。。。
日大アメフト部の問題で、スポーツは被害者となりました。
スポーツというフィールドではなく、そもそも人としての倫理観が欠如している人達が
スポーツの場に紛れ込み、自分たちの欲望のためにスポーツを利用して、
最大限にスポーツを汚しました。
しかし、そのスポーツは一人の勇気ある青年によってスポーツは救われました。
皮肉なもので、どちらもスポーツが育てた人達です。
“歪んだ勝利至上主義”が、スポーツの理念を忘れた者を育て
そのスポーツが、大きな挫折の中でも、「勇気」「誠意」を忘れない者を育てました。
はっきり言って、どんなにすばらしい環境や教育や経験をしようとも
東京大学という日本の最高学府を出て、国の中枢にいようとも、記憶力が薄れ
国会答弁で「記憶の限りでは。。。」という答弁をする人間が生まれたりもするわけで
結局は、個人の「人としての資質が問われる」のだと思います。
大学のコーチとして、学生を指導する身としては、学生一人に責任を押し付けて
必死に自分のしてしまったことに向き合っている学生の姿は、心打つものがありました。
今夜、会見がありました。
坊主で弁護士はいましたが、独りでメディアに対峙した学生
そして、監督とそれを庇うコーチの二人が記者会見で応えてました。
世間に説明する必要も、世間を納得させる必要もあの二人にはないでしょうし、必要ないと思います。
あの二人がしなければいけないのは、
昨日、関西学院の被害選手と関係者、会見をした学生と、現在の在学している部員達に向けて、
説明と納得、そして理解してもらう必要は最低限あったと思います。
辞めるから、保身のために嘘をついても良いと思っての会見ならば
ほとぼりが冷めたとしても
もう、二度と表舞台に返ってこないで欲しいです。
これ以上、スポーツを汚して欲しくはありません
※blog表題が誤表記だったので、2018年5月27日に変更しました