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ウォーキングブログ
なぜ、100㎞でもネガティブスピリットを勧めるのか?
塩谷で100㎞で無事に講習会に良くご参加頂く
Iさんが大会記録で勝ちました。
そこで「100㎞でネガティブスピリットに懐疑的」とのご質問がありました。
ああ、なるほど。
確かに100㎞でもネガティブスピリットを勧めてはいるが、
なんで勧めているかはふんわりしたままでした。
ちょっと運動生理学の小難しい話になりますが、
運動をしていると「乳酸」という疲労物質(とりあえず)が分泌されます。
これは厄介で筋肉を硬くし、柔軟性が損なわれ
いわゆる身体が重たくなるです。
分かりやすく言えば、階段を急いで登って行って、急に足が重たくなる
このときは乳酸が一気に分泌されているからです。
ですので、疲れてくると「乳酸が溜まってきた」なんて言葉は
実際にスポーツの現場ではよく使います。
ですが、この乳酸、実はエネルギー源でもあるのです。
つまり、運動をすることによってしっかりと消費がされているのです。
東京大学の八田先生が著書の中で、盛んに「乳酸は疲労物質じゃない!」という趣旨のことを
書かれています。
乳酸は出たとしても、ちゃんと代謝できるのです。
これを活かしたのが、いわゆるクールダウンです。
激しいトレーニングをして、疲れた体にたまった乳酸を
軽い運動で消費させてあげる。結果、疲労が残らない。
だからこそ、疲れいるのにも関わらず、無理してクールダウンをする必要があるのです。
本題に、まだ入っていませんでした。
では、なぜ100㎞ウォークでネガティブスピリットが良いのか?
それは、この乳酸をどう戦略的に代謝をさせていくか?ということが
大切だからです。
続きは、明日書きたいと思います。