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400mリレーの銀メダルが高く評価されている3つのポイント
リオ五輪では41個ものメダルを獲得しましたが
400mリレーのメダルは他のメダルよりも注目度が高いなぁ
っと、感じています。
なぜなのか?
その3つのポイントをまとめてみました。
○期待値の低さに反する大きな結果の意外性
陸上関係者の中では、リレーでのメダル獲得は高いと考えていました。
しかし、それはいくつかのラッキーが必要の結果として獲得できるだろうと。
他国のバトンミスによりメダル獲得への期待です。
他力本願的な部分もあり、しかも日本は9秒台で走る選手は一人もいません。
イギリス・アメリカなど他国は9秒台で走る選手がリレーを走るのですから、
獲るとは思っていなかったメダルが、銀メダルを獲った意外性は話題を呼びました。
○話題性あるウサイン・ボルト率いるジャマイカと互角の勝負
この五輪が最後だと表明した話題性の高いボルト選手。
そのボルト選手が率いるジャマイカと互角の勝負をした。
4走目のケンブリッジ選手にバトンがつながった時で、金メダル候補筆頭のジャマイカと
まったくの互角。そこに日本選手権で優勝した、ジャマイカ人ハーフのケンブリッジ選手が
スタートした。ラッキーではなく、強い相手と互角の勝負をした、この痛快感は観る物の心をくすぐります
○日本全般が得意とするチームワーク・技術力の高さが銀メダルにつながったこと
ビジネスの分野で日本が世界に誇る高い技術力。そんな車や家電だけではなく、
スポーツの分野でも同様だったと国民が思えたこと。
体格に勝る海外の選手に、団結力と高い技術力をもって挑む。
そうすれば、どんなに強い相手でも、日本人らしさで勝利に結びつけることが出来る。
そんな日本人が日本人として自信を持てるレースだった。
もちろん、五輪で日本が獲得したメダルにはそれぞれに理由があります。
五輪が終わろうとした時に、それまでのメダルラッシュの集大成のようなメダル獲得だった。
それが、国民の関心を大きく集めたことにつながった。
そう考えると、五輪に参加したすべての選手がつないだ結果だったのかもしれません。