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新井選手 なぜ一時、失格となったのか?そのポイントを解説
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6211688
きっと日本では、
「いやー新井選手銅メダルよかった、よかった」で
寝て起きてみたら、「失格から復活銅メダル」となっているので
「?」
という感じかもしれませんが、現場にいた関係者は
歴史的快挙が一時失格となったので大騒ぎでした。
では、新井選手がなぜ失格となったのか?
それは、ダンフィー選手(カナダ)を抜くときに接触し、ダンフィー選手がバランスを崩し
ダンフィー選手の妨害をし結果4位になった、ということをカナダチームが訴えたからです。
通常、これぐらいの接触は陸上競技では普通に起こりうることです。
1500m競争はまさに接触が多い競技ですし、競歩でも折り返し地点では選手同士の接触は
当たり前のように起きます。
もちろん、それが「あまりにも故意的である」である場合は、失格の対象となりますが
通常レースをしていてのアクシデントとしての接触は、いちいち失格にしていたら
集団でのレースは開催されなくなるでしょう。
ポイントはダンフィー選手の店バランスを崩した要因は、なんだったのか?
それが新井選手の故意の接触か、ダンフィー選手の疲労からか、ということを
審査会議で審議し、出された結論は
明らかにダンフィー選手の疲労だと審査会議で判断をされたということです。
おそらくダンフィー選手も48kmも競技をしていない、フレッシュな状態であれば
あんなよろけ方はしなかったと思いますし、実際に彼が態勢を崩したのは接触後
5-6歩くらい歩いた後でした。そうなると、ダンフィー選手のバランスを崩させた
直接の要因は、彼の疲労であり新井選手の接触ではありません。
極めて正当な結果だと思っています。もし、あれがOKなれば陸上競技のコンタクト種目
800m・1500mや集団になりうる競技で、どの選手もよろけるということをするでしょう。
そのたびに、審査をしていたら競技が成り立たなくなります。
歴史的快挙にちょっとしたエピソードもつきましたが(笑)
ご愛嬌ということで。
しかし、!そんな新井選手のハプニング以上にビックリすることがありました!!
また、近日中に書きたいと思います(笑)