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ウォーキング&ラン 効果を上げるメニュー④ 【達人(ベテラン編)①】個別にメニューを作る
講習会には、100㎞ウォーキングの参加される
達人(ベテラン)ウォーカーの皆さんにも数多くご参加頂いています。
そんな皆さんが目指しているのは「楽に」「速く」ウォーキングすること。
どうしても、「我流」でウォーキングをし、ネットや書籍の情報は
【健康】をメインにしたウォーキング本が主流で、【速く】【楽に】といった
キーワードの本がほとんどありません。
ですので、多くご参加頂いてます。
競技スポーツの場合は、一つの試合に向けて日々があります。
3か月もしくは1か月をかけて、本番に向けてトレーニングを積んでいくという感覚なので
トレーニングメニューも、距離やスピードに強弱をつけて、
しかもたまにはウォーキングをしない日も作ります。(筋トレだけとか)
しかし、達人(ベテラン)の皆さんは、毎週末が本番。
今週は、あの大会で50㎞、翌週は100㎞などなど、週末はしっかり多くウォーキング
それは普段はお仕事で、なかなかたくさんの距離をウォーキングできないので
毎週末の時間があるときこそウォーキングするという部分からです。
選手と違うサイクルで、本番に挑戦し「楽に」「速く」を目指していきます。
では、そんな皆さんは、どうトレーニングメニューを考えれば良いか?
まずはこのシリーズでも書いてきましたが、しっかりと具体的な目標を作る
ということ。
〇〇大会の100㎞で15時間でウォーキングしたい、とか、10㎞を時速10㎞でウォーキングしたい、とかです。
やはり、具体的な目標を決めずに、ただ【速く】【楽に】ウォーキングしたいだけだと、
トレーニングをしても、速くなったのか?楽にウォーキングが出来るようになったのか?
実感が掴みにくいです。
目標が決まったら、自分の位置を知る必要があります。
目標達成のために、何ができていて、何が出来ていないのか?を見極めることです。
見極めるには、「課題をもって大会に臨む」ということが大切です。
例えば、課題を「スピード」と考えたときに
ちゃんとそのスピードでウォーキングできたのか?出来なかったのか?を結果から分析
目標とするスピードまで達することができなければ、
課題としての設定が高すぎた、という判断となります
そのスピードでウォーキングすることが出来た
のであれば、課題はクリアーしている
あとはそのスピードでどこまでウォーキングができたか?で次回はスタミナを課題にして大会に臨む
ということになります。
しっかりと自分の目標に対して、トレーニングメニューを作る材料を揃える
という作業が、達人(ベテラン)だからこそ、必要な作業になります。
つづく